OneStepCloser

このたび私たちは、
**令和7年9月1日より「すてっぷケアプランセンター長岡京」**を開設する運びとなりました✨

◆ ケアプランセンター立ち上げのきっかけ

私たちがケアプランセンターを立ち上げようと思った背景には、
『 病院から在宅への連携をもっとスムーズにしたい 』という強い想いがありました。

実は、同一法人内に運営している訪問看護ステーション“すてっぷ訪問看護ステーション”で、次のような出来事があったのです。


■ ある日、病院からの1本の電話
「癌末期の方が退院を希望されています。ただ状態が不安定で本当に退院できるか分かりません。
今であれば少し症状が安定しているので、“退院するなら今しかない”という状況です。
本人も強く退院を望まれており、支援に入っていただけるケアマネジャーと訪問看護ステーションを探しています。
急ぎでお返事をいただけると助かります。」
私たち訪問看護側では、一刻も早く退院できるよう体制をすぐに整えました。

しかし――
数日後、病院から再び連絡が入りました。

「ケアマネジャーが見つからず、数日が経ってしまいました。
その間に症状が悪化し、退院は困難となりました。
その後、病院でお亡くなりになりました。」


■ 最期の時間をご自宅で過ごしたかったはずなのに…
当時は新型コロナウイルスが猛威を振るっていたため、
病院での面会は1日1組・15分までと厳しく制限されていました。

十分な時間を家族と過ごすことができなかったであろうご本人やご家族の気持ちを思うと、
悔しさと無力感でいっぱいでした。

この時、私は強く感じました。

「この地域は、ケアマネジャーが圧倒的に足りていない…」
実際、同じようなことを1年間で3回も経験しました。

◆ 私たちが目指すこと

このような思いを繰り返さないために、
「ケアマネ不足という不合理な理由で、最期の過ごし方が制限される人を1人でも減らしたい」
そんな決意で「すてっぷケアプランセンター長岡京」を立ち上げます!!

◆ ケアマネジャーの現状に向き合って

開設にあたり、改めてケアマネジャーの働き方にも目を向けました。
以下のような課題が見えてきました。

☑ 書類作成や管理の業務が膨大
☑ カスタマーハラスメントへの対応
☑ 自己犠牲による属人化
☑ 曖昧な労務管理
☑ 業務の非効率性
☑ 高齢化や定年退職による人材流出
☑ 低賃金による転職
☑ 担い手不足による事業所の閉鎖

◆ 「すてっぷケアプランセンター長岡京」が注力する“6つのこと”

私たちのセンターでは、以下の6つのポイントに注力し、
「ケアマネが働き続けられる環境」を実現しながら、地域に貢献していきます。

１｜ICTやAIツールの活用
業務効率を高め、残業を最小限に
書類業務や情報共有の自動化を推進

２｜医療依存度の高い方の積極受け入れ
訪問看護と密に連携し、在宅移行を全力サポート

３｜大規模ケアプランセンターを目指す
スピード感ある対応で、依頼に即時対応できる体制を構築

４｜労務管理の充実
長く安心して働けるよう、明確で健全な労務管理を整備

５｜チーム制の導入
担当制ではなくチームで支える体制により、1人で抱え込まない組織運営へ

６｜法令遵守と利益のスタッフ還元
真っ当な経営で得た利益をスタッフに還元し、継続的に発展する事業所を目指す

◆ 最後に

私たちはまだ未熟な点も多いかもしれません。
それでも、地域に必要とされる存在になることを目指し、真摯に取り組んでまいります。

令和7年9月1日より、長岡京市を中心に活動を開始いたします。
すてっぷ訪問看護ステーション共々、
どうぞ温かく見守っていただけますと幸いです。


すてっぷケアプランセンター長岡京
スタッフ一同



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OneStepCloser株式会社では、
◇すてっぷ訪問看護ステーション長岡京
◇すてっぷ訪問看護ステーション長岡京 サテライト寺戸
◇すてっぷ訪問看護ステーション山ノ内

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