2025.11.28
訪問看護の給料はなぜ高い?年収や各種手当を解説!

「年収はいくらくらい?」「病棟より高収入って本当?」
「夜勤がないから下がるんだよね?」「インセンティブって何?」
と気になっている方は多いと思います! まずは、訪問看護師の年収の全体像から解説します💡
◆|訪問看護師の年収の実態を知ろう
訪問看護師の平均年収はどのくらい?
訪問看護師の平均年収は、おおよそ400万~600万円が一般的です。
厚生労働省や日本看護協会のデータ参考URL添付する。でも、訪問看護は比較的高収入になりやすい傾向が見られます。
「400万だと少ないけど、600万は高いな!」と感じる方も多いのではないでしょうか?
一方で、「訪問看護ステーションの求人を見てみると、差がありすぎて意味が分からない~!」ともなりますよね。
そうなんです。訪問看護の有効求人倍率も病院求人に負けじと高いんですよね💦
以下にポイントを解説していきます。必ずチェックしてくださいね!
年収が“大きく”変動するポイント3つ
1、訪問看護の経験年数(新人〜10年目以降で大きく変わる)
2、資格の有無(保健師、助産師、認定看護師、専門看護師、特定行為研修修了など)
3、勤務先・働き方(常勤・非常勤・オンコールの有無など)
例えば、1日あたりの訪問件数や、1回の訪問にかかる医療処置の内容、療養者の状態によっても手当が変わり、総支給額に影響します💡
「もっと高い年収を探したい」という方は、地域差やインセンティブ手当などの待遇を比較することが重要です。
地域別の年収差について
訪問看護師の年収は地域によって大きく異なります。東京都など都市部 → 平均年収高め
地方・郊外 → 平均年収はやや控えめだが、生活費が比較的安い
たとえば関西エリアで比較してみましょう💡
京都市
人口密度も高く医療・在宅ケアの需要が強いため、訪問看護ステーションの報酬がやや高めの傾向があります。 都市部ゆえに移動距離がみじかくなることで、手当や訪問件数を稼ぎやすいステーションもある可能性があります。
長岡京市
筆者が訪問看護ステーションを運営している長岡京市は京都市ほど交通や物価・ステーション数の幅はあるものの、訪問看護師としては安定した年収を得やすい。施設内訪問ステーションなど地域密着型の事業所があり、夜勤を含めると報酬が上がる傾向も。
「生活費は比較的抑えられる」×「訪問看護の需要が高まっている」ため、働きやすさと収入のバランスが良い地域と言えるでしょう。
滋賀県
滋賀県は京都・大阪と比べると若干年収水準が抑えられているステーションが多め。ただし生活コスト(家賃など)が京都・大阪に比べて低めの地域もあるため、手取り・実質収入のバランスを考えると魅力がある。 また、管理職・役職付きの訪問看護師では高年収の求人もある(例:栗東市で管理者年収600万円台)
大阪府
都市部ということもあり、訪問看護師の高収入求人が多く出ています。人口が多く在宅医療のニーズも大きいため、訪問件数や手当がつきやすい事業所が多くなります。収入面ではかなり競争力がありますが、生活費(家賃など)も都市部水準になることを考慮すべきです。
地域差を見るときは、「年収」だけでなく「生活費」もセットで比較することが大切です。
求人情報の出典データをチェックすると、都市部は訪問件数も多く、各種手当により年収が上がる傾向が見られます。
◆| 訪問看護師の給与体系を理解する
基本給と手当の内訳
訪問看護師の給与は、“基本給 + 各種手当”で構成されています。
基本給 … 経験・資格・勤務条件で決定
手当 … 休日出勤手当、大型連休出勤手当、オンコール手当、緊急訪問手当、役職手当など
地域の物価や訪問件数の基準が異なるため、同じ訪問看護でも「支給額」が変わる点がポイントです💡
事例として、オンコール手当が高いステーションは総支給額が1.2〜1.5倍になるケースもあります!!初任給の段階では差が少ないものの、経験を積むほど「手当の割合」が増える傾向があります。
賞与や昇給の仕組み
訪問看護では、賞与(ボーナス)年2回が一般的。利益がしっかり出ている訪問看護ステーションでは、その分賞与額も上がりやすい傾向にあります。
また、昇給は 年1回の定期昇給が基本で、業績や評価に応じて金額が調整されます。昇給については年功序列で上がっていくステーションもあれば、功績や実績に基づいた評価になっているステーションもあるので、面接時にはぜひ情報収集したいポイントですね。
つまり、
・ 利用者数とその増加
・ 従業員数と事業所の売上(運営体制)
・ 個々の評価方法(訪問の質、ケース管理能力など)
これらが昇給額を左右するため、「どんなステーションを選ぶか」で年収が変わる点は必ずチェックしたいところです。
◆|訪問看護師の年収を左右する要因
勤務形態による年収の違い
訪問看護師の収入は「働き方」によって大きく変わります。
常勤(フルタイム)
→ 安定収入。手当も付きやすく総支給が高い。昇給や賞与も保証されやすい。
時短常勤(短時間正社員)
→安定した給与体系・福利厚生の対象・キャリア形成の継続が可能。
非常勤(パート)
→ 時給が高めだが、年収は勤務日数に依存。
シフト調整型
→ 休日数や訪問件数の調整で手取りが変動。
とはいえ、訪問看護は訪問して看護ケアを提供する業務になるので、看護師自体に身体的負担も大きくのしかかります。
「無理なく働きながら年収を増やしたい」という方は、役職者になり現場業務を支える立場に回ったりして訪問看護ステーションにとってかけがえのない存在になることで、より年収を増やすことも可能です!
ちなみに、すてっぷ訪問看護ステーションでは訪問件数に対するインセンティブ手当は導入していません。
実のところ、開設当初はインセンティブ手当を導入していたのですが、私たちの理念を追い求めていく過程で、今後の運用が難しくなるのではないかと考え、2年ほどで廃止しました。
訪問看護ステーションによって考え方は異なりますので、ぜひいろんな訪問看護ステーションでお話を伺ってみることをお勧めします♪
経験年数と資格の影響
経験年数が増えると、訪問看護師の給与は確実に上がりやすくなります。
・ 新人(1年目)
・ 一般スタッフ(3〜5年)
・ 主任・管理者(5〜10年以降)
また、以下の資格は年収を引き上げる大きな要素です!
・ 認定看護師
・ 門看護師
・ 専門的な知識を必要とする研修修了
求人サイトでも「資格手当あり」の案件は増えており、スキルアップの価値が高まっています💡
◆|訪問看護師の年収を上げる方法
スキルアップと資格取得
年収を上げたいなら、スキルアップが最も再現性の高い方法です。
・ 専門資格を取得する
・ セミナー・研修で知識をアップデート
・ 実務経験を積んで、訪問件数や対応の幅を広げる
資格取得には費用がかかる場合もありますが、ステーションによっては「支援制度」「学習サポート」を利用できるため、確認すると良いでしょう♪
管理者などの役職者へ就任
訪問看護ステーションの役職者は労務管理や業務管理の役割が与えられます。
責任者にもなるので、判断力やリーダーシップ力が求められます。
だから手当が充実しているんですね。
転職やキャリアアップの選択肢
年収アップを目指すなら、
・ 高待遇の訪問看護ステーションへ転職
・ 異業種(医療関連サービスなど)へ活かす
・ 管理者・マネジメント職へキャリアアップ
といった選択肢があります💡
訪問看護は「役職手当」が手厚い事業所も多く、管理者になると年収600万円〜700万円超えも珍しくありません。
現場で訪問に回り続けるには体力も肝要となります。
ずっと現場で訪問に回り続けることももちろん可能ですが、やはり体位変換や更衣介助、入浴介助もありますし、真夏や真冬は体力を削られる要素にもなります。
自分に合った働き方を実現できるようなキャリア支援をしてくれる訪問看護ステーションがお勧めです♪
◆|訪問看護の需要と年収の関係
高齢化社会における訪問看護の重要性
2025年問題で団塊の世代が後期高齢者となり、2040年までは訪問看護の需要は年々増加するだろうと言われています。
医療や介護の報酬改定でも在宅医療の推進に注力していることがうかがえます。
・ 高齢者の増加
・ 在宅医療への移行
・ 病棟から在宅へという国の方針
このため、訪問看護は“今後ますます必要とされる仕事”。
需要が大きい=仕事が安定し、結果的に年収も上がりやすい業界と言えます。
訪問看護の市場動向と年収の変化
市場調査によれば、訪問看護事業は安定的に増加傾向。
業界全体の成長に伴い、給与相場も少しずつ上昇しています!
・ 利用者数の増加
・ 医療機関の在宅移行
・ 在宅クリニックの増加
今後も需要は伸び続けると予測され、働く側にとっては「長く続けやすい安定職」として注目が高まっています。
さらに言えば、訪問看護業界に身を置くことで、どのように自身のキャリアを形成していくかも併せて考えていくことが重要となります。
◆|訪問看護師の働き方と年収の関連性
常勤と非常勤の違い
常勤 → 安定収入・福利厚生充実・昇給あり
非常勤 → 働く時間を選びやすい・副業との両立がしやすい
生活スタイルに合わせて勤務できる点が特徴です。子育て中の看護師さんにも人気があります。
オンコール勤務の影響
オンコール(待機)は、年収を上げる大きなポイント。
自宅で待機し、必要時に訪問する働き方です。
・ 待機手当
・ 出動手当
・ 緊急訪問の加算
などにより、総収入が大きく増えます。
ただし、夜間の連絡や対応が発生するため、ストレス管理も必要になります。
また常勤・非常勤に加えて、近年は 時短常勤(短時間正社員)枠を設けるステーションも増えています。
すてっぷ訪問看護ステーションでも新しく時短常勤枠を導入し、
「フルタイムは難しいけれど、安定した雇用形態で働きたい」「小さな子どもがいるから、家庭と仕事の両立を優先したい」
というパパ・ママ看護師が働きやすい環境を整えました♪
◆|まとめ
訪問看護師の年収の全体像
・ 平均年収は 400万〜600万円
・ 地域や勤務形態でも差が大きい
・ 経験年数・資格が年収アップの鍵
・ 厚生労働省のデータでも訪問看護は需要増加中
訪問看護は、看護師としてキャリアの幅を広げながら、安定した収入を得やすい分野です。
今後の展望とキャリアプラン
2040年に向けて、訪問看護の市場はさらに拡大していくと予想されています。
年収アップを目指すなら、
・ 資格取得
・ スキルアップ
・ 管理職へのキャリアアップ
・ 好条件の訪問看護ステーションへの転職
など、複数の道が開かれています✨
訪問看護は、単に“給与が良い”というだけでなく、
利用者さんの生活に深く寄り添いながら、看護師としての力を最大限に発揮できるフィールドです。
働き方の選択肢も広がり、ライフステージに合わせて無理なくキャリアを積み重ねられる点も大きな魅力!
安定した収入を得ながら、専門性を磨き、やりがいのある仕事を続けたい方にとって、
訪問看護はこれからますます魅力的な選択肢になっていくでしょう。
「興味があるけど未経験で自信がない..」
という方にも働きやすい体制を整えているステーションも数多くあります!

「自分らしい働き方を叶えたい✨」
「収入もキャリアもあきらめたくない✨」
そんな方は、ぜひ一度訪問看護の世界をのぞいてみてください。
あなたの経験やスキルを必要としている利用者さんが、きっと地域にたくさんいますよ🌿
ぜひ一緒に働ける日が来ることをお待ちしております♪
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