2025.11.13
【代表が考える】スタッフ一人ひとりに意識してほしい“仕事に対する姿勢”

仕事は“与えられたことをやる”だけではありません。
会社の成長にどう貢献し、自分自身がどう成長していくか。
その姿勢こそが、未来をつくる力になります。
OneStepCloser株式会社では、2050年の未来組織図の実現を目指し、スタッフ一人ひとりが主体的に成長できる環境づくりを進めています。
このコラムでは、私が考えるスタッフ一人ひとりに意識してほしい“仕事に向き合う姿勢”についてお伝えします。
仕事に向き合う姿勢について
これは単に業務をこなすということではなく、“会社の成長と自分の成長をどう結びつけていくか”という考え方です。
雇用者-被雇用者間の関係において、労働契約書に記載されている業務を遂行することで、報酬が対価として支払われます。これが大前提なわけです。
労働契約をした瞬間に報酬が前払いで支払われるのではなく、“業務を遂行した結果”に対して報酬が支払われますよね。
訪問看護なら“訪問看護”、ケアプランセンターなら“ケアマネジメント”となりますが、弊社のスタッフはこれら求人をみて応募してきていると思います。
会社が指示する業務
では「業務を遂行する」とは具体的にはどういうことなのか。それは“会社に貢献すること”です。
MVV(Mission,Vision,Value)の実現、未来組織図の実現(ありたい姿)、各レイヤーごとの役割定義の理解および実行
これらを通して会社に貢献することが、業務を遂行するということになります。
たとえば、ご利用者さんやご家族に安心を届けること、チームで働きやすい環境をつくること、自身の知識や経験を共有することも立派な貢献です。

仕事に向き合う姿勢
もちろん、MVVや未来組織図、役割定義のこの3つを統合して立体的に読み解くにはそれなりに努力が必要になるかもしれません。多様な解釈ができてしまうからです。悩むこともあるでしょう。
しかし、その解釈の幅こそが想像を超える成長を生み出す可能性があるのも事実なわけです。
「この解釈はどうなんだろう?」「方向性は合っているのかな?」と思ったら、自己解釈でとどまるのではなく、スタッフ同士で議論するのも良いですね。すごく良い。「事実は一つ、解釈は無限」という言葉を聞いたことがありませんか?自分には持ちえない視点を知ることができるし吸収できますから。
◇ 自分の解釈を言語化する
煮詰まったら役職者に聞いてみてください。管理者以上の役職者は常にこの3つについて考えを巡らせているので、弊社だと管理者以上が望ましいですね。少しずれるかもしれませんが、学校では休み時間に先生に質問にして行っていた勉強ガチ勢がいましたよね。まさしくあんな感じで相談してみるのです。雑談でも良い。自分の解釈を言語化するだけで理解度も測れますし、より落とし込むこともできます。
働き方の多様化と種蒔き
◇ 仕事に対して出せる出力の限界値やタイミングは人それぞれ
人によって常勤、時短常勤、非常勤と働き方は異なります。さらには、オンコールあり/なし(訪問看護師)、固定休日の曜日、休憩の時間など、複数の選択肢がある中で、働き方は本当にバラバラです。働き方のニーズが多様化しているし、今後もこの方向性が続くと思います。だからこそ、今自身が置かれている周辺環境(家庭環境など)によって優先度は人それぞれ異なるし、目標も異なれば、働く目的も異なるわけですね。
だからこそ、”仕事に対して出せる出力の限界値やタイミングも人それぞれ”なのです。
会社は前述した業務をより遂行しているスタッフを高く評価します。平等に評価します。
出力の限界値やタイミングが異なるという点も考慮しなければならないわけですが、結論、より遂行しているスタッフを高く評価しています。
◇ 今できる種蒔きを続ける
ここで注意してほしいことは、今出力が出せないということで評価されないからと言って腐る必要はないということです。今は全力を出せない時期があっても構いません。出力が出せるタイミングで出してもらえれば良いのです。それが数か月先なのか、数年先なのかは人それぞれでしょう。でも種蒔きは大小ありますができると思います。直接的な評価には繋がらなくとも、間接的および将来的な評価に繋がるような動きは必ずできます。
大切なのは“今できる種蒔きを続ける”こと。
◇ 種蒔きとは将来への投資
誰しもが将来安定した経済的余裕を手にしたいですよね。何も種蒔きをせずに手にすることができるでしょうか。僕はそういう方をあまり見たことがありません(そりゃ実在するとは思います)。チャンスはいつ訪れるか分からないからこそ、いつチャンスが目の前に来ても良いように準備しておくことが大事になります。
新しい分野を勉強したり、得意な分野をさらに伸ばしたり、チームの歯車が円滑に回るように俯瞰的な視点を得るとか。
こういった準備をすることで、役職者を打診されるきっかけになり、新部門の立ち上げに参加してほしいと声がかかるわけです。まさしく将来への投資ですよね。現実、こういったチャンスは全員に広義に平等に与えられるものではありません。種蒔きして準備している人に優先的に与えられるんですよね。
2050年未来組織図を実現するため
私たちは2050年には100億円企業を目指しています。
そのためには“スタッフ一人ひとりの成長と能力発揮”が必須です。
◇ 社会情勢とともに会社はどんどん変容していく
組織図も変容していくし人事考課も変容していくでしょう。となると、立ち上げ当初は評価されていた項目が将来評価されなくなることもあるかもしれません。これらの変化は人によっては好ましくないと感じるかもしれません。「昔の方が良かった。働きやすかった。」という声も上がってくるかもしれません。社会情勢は刻一刻と変化していく中で、組織がその変化を受け入れず変容を拒んだ場合、組織の成長していると言えるでしょうか。言えないですよね。現状は維持できているかもしれませんが、社会情勢の変化から相対的にみると衰退しているのと同義なのです。したがって組織も変化を受け入れていく必要があるのです。それは会社が存続できるように、スタッフに給料を支払い続けるためにも不可欠な変容なのです。根本にあるのは“会社とともに人も成長してほしい”という思いがあるんですよね。◇ 大事なのは能動的な姿勢
各スタッフが自身の強み・弱みを考え自己分析し、どのように会社に寄与できるか考え、挑戦し、助け合いながら各自のスピードで実践していってください。会社は学校ではありません。一人ひとりが平等に同じ教育を受け最低限の学力を担保するというような優しい場所ではないのです。能動的に動かなければならないのです。弊社に入社してくれている皆さんは全員が光るものを持っていて、かつ、会社に貢献してくれると確信した方々です。自信を持って日々の業務に取り組み、頭を捻り上げ、実践し、成功と失敗を経験し、適切にヘルプサインを出し、また日々の業務に取り組んでください。
皆さんの成長が、2050年の未来組織図を形づくります
一人ひとりがワクワクしながら自分らしく力を発揮し、能動的に変化し、そして、成長していきましょう。
皆さんの成長と活躍を、心から期待しています。
👨⚕️ 代表大久保が日々感じる想いなどを発信しています
X(旧Twitter)大久保慎太郎|ワクワク代表
Instagram 大久保慎太郎|OneStepCloser Inc.

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